ドライブレコーダーの中にはGPS機能が搭載されているものと搭載されていないものがあります。ドライブレコーダーを選ぶ際、どちらを選べばいいのか迷うかもしれません。
そもそもGPS機能とは正確な時刻や現在位置の記録に役立つもので、ドライブレコーダーに搭載することで、事故の際、より正確な情報が記録できます。
ただ、GPS機能がなくてもドライブレコーダーの映像は十分な証拠となるため、必須とはいえないかもしれません。
今回はGPS機能のメリット・デメリットについて解説していきます。
ドライブレコーダーのGPS機能およびメリット
ドライブレコーダーのGPS機能には主に3つの役割が存在します。
日時自動設定
ドライブレコーダーの初期設定で日時を行うことになりますが、GPS機能が搭載されているモデルの場合、GPS補足可能に設定することで日時が自動的に設定されます。
速度表示
GPSが搭載されているドライブレコーダーは、車両の位置情報をもとに速度を計算します。
録画に速度が表示されるということは、事故で速度超過があった場合、こちら側が不利です。
そのため、速度超過しないように安全運転を心がける必要があります。
位置情報
位置情報を記録するので、専門のビュワーで再生した際、表示してくれます。
この機能は証拠というよりも、運転中の撮影した録画と位置情報を連動させて表示するので、運転・運行計画の策定・改善など業務にとって積業の良いものとなるでしょう。
また、個人利用においてもドライブやツーリングの思い出を振り返ることができます。
GPS機能が搭載されたドライブレコーダーのデメリット
便利な機能ではありますが、デメリットもあります。導入を検討する際、検討しておくといいでしょう。
価格が高くなる
GPS機能が搭載されたドライブレコーダーは非搭載のものと比べて割高の傾向にあります。
しかし、GPS機能以外にもさまざまな機能が搭載されているものが多く、GPS機能が理由で値上がりするというより、多機能になることで価格が上昇すると考えていいでしょう。
他の危機への干渉
GPS機能が搭載されたドライブレコーダーには、他の機器に電波干渉してしまう可能性があります。
電波干渉によってカーナビの位置がずれる、ETCが反応しなくなるなどのトラブルを引き起こす恐れも。
干渉しないように物理的に離したり、ノイズフィルターを取り付けたりするなど、きちんと対策すれば問題ありません。